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能登いしり
型番
7B0302-1
販売価格
720円(税込777円)
購入数
個
旨味のかたまり、能登いしりで料理上手に!
能登地方に伝わる魚醤「いしり」は、日本三大魚醤の一つ。タマタニさんのいしりは、サバとアジが原料です。魚を丸ごと使用し、塩だけを加えて約2年、発酵が終わるまで置きます。自然発酵、自然熟成、非加熱、海の旨味が凝縮された万能調味料です!様々な食材との相性が良く、料理の隠し味として最適です。何か味が物足りないな、という時にほんの少し加えるだけで、旨味がぐっと深まります。
■【内容量】200ml
■【原材料】サバ、アジ(石川県)、食塩
■【製造者】株式会社タマタニ(石川県輪島市)
お湯にいしりをそそぐだけで、旨味のあるお吸い物に。
いしり鍋
出汁1000mlに対し、いしり大さじ3、酒・みりん・醤油各大さじ1を入れお好きな具材を煮る。薬味に、あおさ、ブラックペッパー、ジンジャーパウダー、シークヮーサー果汁がお勧め。
いしりパスタ
フライパンに油、にんにく、鷹の爪を熱し、お好みで野菜、魚介、ベーコンなどを炒め、茹でたパスタ一人分を加える。いしり小さじ2、バター、ブラックペッパーで味付けし、あおさをトッピングするだけで驚きの美味しさ!
能登いしりは、輪島の株式会社タマタニさんより届きます。
左端が板垣さん。左から三人目がミーさん。
被災して
魚醤の「いしり」などを製造するタマタニ。経営する板垣猛さん(56歳)は津波警報で避難所に逃れましたが、心配で夜中に海沿いの会社を見に行かれました。瓦は落ちていたものの、建物自体は残っていたのを確認し、翌日から従業員の安否確認をされました。幸いなことに皆無事でしたが、技能実習生の寮も近くのスタッフたちの家も全壊し避難所に入りました。どこもかしこも悲惨な有様に呆然とし、ただ見るしかなく何もできない自分の無力さを、あの時ほど痛感したことはなかったと言われます。工場の中もぐちゃぐちゃで、片付けなければと頭では分かっても心と体がついていかなかったそうです。直してもどうせまた余震で倒れるだろう、ここではもう仕事は無理ではないか、スタッフをこれからどうしたらいいのか、様々な不安感情が押し寄せ身動きできない状態でした。
工場再開に至るまで
ベトナムからの技能実習生のミーさん(33歳)は地震に驚き、着のみ着のまま裸足で寮から飛び出しました。近所のご夫婦が一緒に避難所に連れていき、血だらけの足裏を手当てして靴をはかせてくれました。ミーさんは板垣さんの顔を見て安心し「私はこの会社が好きで、ここを動きたくない。避難所生活でもいいから、会社に残る」と言い、それを聞いて板垣さんは自分がしっかりしなければと思われました。工場を専門家に見てもらうと補修箇所はたくさんあるが建物の構造上は問題ないと分かり再建する決心を固め、ようやく1月末頃から片付け始めました。片づける毎に前向きになり3月31日に水がきて、4月中旬から少し製造を始め、5月には避難していたスタッフも戻り本格稼働できるようになりました。お客様からも製造復活を待っていると励まされました。仕事を再開すると生活の目途がつき安心したからか、スタッフは冗談も出るようになり笑顔が戻りました。仕事は本当に心の支えだと言われます。
13年前に板垣さんは今いるスタッフと一緒にタマタニを作り上げ、スタッフは大事な仲間。板垣さんは仕事中毒と思うくらい仕事が大好きだが、それは、いいことも悪いことも含め、みんなと一緒に働くことが好きなのだと言われます。今回の被災で人生観が変わったそうです。スタッフたちに「震災でいろいろな人たちに出会い、いろいろな経験をして、感謝の気持ちをもった。助け合い、支え合う大切さを十分すぎるほど感じたはずだから、今度は感謝の気持ちをもの作りに生かそう。きっとより美味しいものができる。そういう会社に今からしよう」と言われました。新生タマタニ誕生!と言いつつ皆さん一生懸命に仕事をされています。
被災して気づいた大事なこと
地震翌日の夜から女性たち4、5人が材料を持ち寄り避難所で炊き出しを開始されました。板垣さんはそこでいただいた具のないおにぎりと味噌汁がとても美味しかったそうです。炊き出しをしている人たちも避難所を運営している人たちも全員家が全壊していることを知ると何か協力できないかと、工場に残っていた水産物を全部開放し、各避難所にも持っていかれました。何もできない自分の無力さを痛感している中で、役に立てることが嬉しく、具のないおにぎりが美味しかったのはみんなで支え合うから、米粒の一つ一つに思いがあるからだと気づき、今まで食べた中で一番美味しかったわけが分かったと言われます。
復興への想い
復興には10年以上の長い年月がかかると思います。震災前から高齢化、過疎化という問題がありました。道路や上下水道などのインフラの復旧が遅れ、避難した人たちがどれだけ戻ってくるか見通しが立ちません。崩れかけている家屋や潰れた家などはほとんど元旦のままだと皆さんが言われます。見捨てられたような空虚感を抱かれている方も多いと感じます。板垣さんは「それでも前向きにやっていくしかない。せめて瓦礫だけは片づけてほしい。それさえしてくれればあとは我々がやる、それぐらいの気持ちです」と言われます。板垣さんはできることを一つずつされ、多くの方の支援も受けて立ち直られました。ネパリ・バザーロが販売という形の支援をしたいとお伝えしたことも本当に嬉しく励みになったと言ってくださいます。世界中で酷いことが起きているが、皆が感謝の心を繋げ�爐弔覆阿弔覆�る�瓩修Δ垢譴仞こΔ亙刃造砲覆襪里砲噺世錣譴泙后�戦争や貧困、格差社会などとんでもない。同じ人間なのに、ひとりにできることはささやかだけれど、集まれば美味しいおにぎりになると思うと言われる板垣さんの笑顔はとても爽やかでした。
いしりが入った大きなタンクが並ぶ倉庫。「自分なりに様々な製造方法を試行錯誤してみた結果、行きついたのは昔ながらのやり方。時間も手間も場所も必要だけれど、伝統的な製造工程が一番だと思いました。先人の知恵と努力がつまっています」と板垣さん。
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